イランの洗礼！？想像以上の優しさ×噂通りの飯マズ×人生初の痴漢。

こんにちは！最近は数独とスパイダソリティアにハマっております、でも全然クリアできないの、庄ちゃんです。

今日からイラン編！！

まずは国旗紹介から！

中央はイランの国章、緑はイスラム教、白は平和、赤は勇敢さを表してるそう。

【国名】イラン・イスラーム共和国 Islamic Republic of Iran　جمهوری اسلامی ایران

【首都】テヘラン Tehran

【面積】約164万8195㎢（日本の約4.5倍！）

【人口】約7789万人

【通貨】イランリアル（1USドル≒32000～34000リアル/1円≒約230～240リアル）

現地ではリアルよりも「トマン」という言葉を使うことが多いです。1トマン＝10リアル。
インフレのせいで桁が多いしリアルやらトマンやら毎回確認しないといけないから本当にややこしかったです。

ちなみにアメリカとの仲が悪いため、クレジットカードはイラン国内では利用不可能です。イランの現地の人は使えるみたいですが。
なので、事前に他国でUSドルをGETしておいて、イラン入国後にUSドル⇒イランリアルへ両替します。

【言語】ペルシャ語

【宗教】イスラム教シーア派（90％）

イスラーム共和国なので、酒類の販売および飲酒は禁止。
女性は体のラインを隠す衣服、髪もストールで隠す必要があります。旅行者も！

【時差】日本時間－5時間30分

【ビザ】必要（空路の場合、アライバルビザで取得可能）

【#76-77　2015.7.31-8.1 （トルコ国境⇒）イラン*タブリーズ⇒イラン*シーラーズ】

《レート*1USドル≒32000～34000リアル/1円≒約230～240リアル》

イラン国境手前の街、ドゥバヤジットに到着！なんと真夜中3時(´ﾟдﾟ｀)

ここから国境を超えてタブリーズを目指します。タクシーでボーダーまで20リラ（約800円）

一緒に乗り合わせたおじさん（右）はテヘランまで行くそう。
出国＆入国審査はあっさり完了！

「ウェルカムイラン！！」っていろんな人が言ってくれる。ものすごい歓迎っぷり。

しかし歓迎っぷりはまだまだ続きます。
ボーダーを出発し、途中までのタクシー代を払ってくれるおじさん。

しかも「ウェルカム！」ってにこにこしながら紅茶くれるわ。

「これも食べなさい！」ってクロワッサンのお菓子までくれるわ。
なぜ見ず知らずの私たちにそこまでやさしいのですか…。

ちなみにマークーという街からタブリーズまではバスで行こうと思ってったんですが早朝には便がなく、いつのまにかタクシーで突っ走ってました。1人500000リアル。

タブリーズに到着。おじさんとはここでお別れ。両替までしていただきました。優しすぎます。
11時にお昼ごはん。でも朝ごはんメニューしかないんだって。ぱっりぱりのナンとスクランブルエッグとサラダ。ドリンクも入れて2人で150000リアル（約600円）

噂通り、イランの料理美味しくない(´ﾟдﾟ｀)笑　イランの食事情、中央アジア以上に苦しみましたｗ

カエルの卵みたいな気持ち悪いジュース売ってました。バジルシードかな？

さっそくソフトクリーム！20000リアル（80円）
美味しゅうございました。（しかしこの後美味しさ抜群の安定感なアイスですら裏切ってくるイランなのである…。）

さてさて、今日はまだまだまだまだ移動！ずっと移動続きですね( ﾟДﾟ)
タブリーズからずずずいっと南へ下り、シーラーズという街へ行きます。

私たちが乗ったのは14時発、翌朝9時到着予定でした。またも長旅。おしり割れちゃう。

1人720000リアルです。でも後から聞いたら他にも安いところあったよ。それにしても読めない字。

トルコに続いてイランもバスが快適で有名。しかも安い。産油国だから移動費安いんだって（受け売り）

席広々！この前みたいにモニターはついてないけどフットレストついてるしいいかんじ。

もちろんお菓子とジュースが付いてきます♥

休憩所のお店にはチャイ（紅茶）がいっぱい。イラン人はとってもチャイ好き。
コップに刺さってる金棒みたいなのは氷砂糖！サフラン入りだから琥珀色してるんだって！

イランはチャイの飲み方が独特だそうで、チャイに砂糖を溶かすんじゃなくて、口に角砂糖or氷砂糖を含んでおいて少しずつチャイで溶かしながら飲むんだって！糖尿病待ったなし！！笑
お兄さんの後ろに写ってる立派なサモワール（湯沸かし器）で沸かしたお湯を入れて飲むみたい。

ラズベリーアイス♡15000リアル（約60円）美味しい！
たいしさん待ってる間に、女の人に「イラン、グッド？」って声かけられました。もちろんグッドだよー！！
現地の人と話せて嬉しい(*’ω’*)イスラム圏だと女はなかなか声かけてもらえないのです。

まだまだ移動続きます。休憩後になぜか共用モニターからドラマが流れ始めました。
たまにピー音が入るのはなんなんでしょうかｗ

また夜中に休憩です。ハンバーガー買ってみました。60000リアル（250円）

大量のピクルス( ﾟДﾟ)！！！！

イランのハンバーガー（サンドイッチ）はピクルスがいっぱい入ってるのが特徴らしい。
イラン人の味覚心配。（余計なお世話）

夜行バスなので夜間はもちろん車内は消灯。そんなとき事件は起きました。

横向いて寝てたら…「あれ？お尻なんか当たってる(´Д｀)zzz…？」

寝ぼけつつも異変に気づきました。

思わず払いのけて、振り返って見てみるとフットレストの部分に男性の手。

そう、なぜかバスの通路部分で横になって寝てるイラン人男性。

通路で寝てるのは知ってたんです。でも頭逆向きに寝てたしよくわかんないけどまぁ横になって寝たいんだなと思って気にしてなかった。

しかし気づけば、そいつは逆向きの体勢で寝てた( ﾟДﾟ)

…わざと？寝ぼけてたまたま当たっちゃっただけ？いやでも触られてたよな…。どっちだろう。

通路向こう側のおじさんの方向いて寝てくれりゃいいのに！なんで通路なんかで寝るのさ！

フットレストに置かれた手もぺって払いのけて、また眠りにつきました。

どのくらい寝てたかわからない。

ん？またお尻触られてる…(´Д｀)zzz？

おいこら絶対わざとだろが(´ﾟдﾟ｀)

また払いのけて振り向いたらフットレストにさっと手を置いてた。

この変態野郎がぁぁぁぁぁ(´ﾟдﾟ｀)いてこますぞあほんだらあほんだらあほんだら

お口がすぎますよー落ち着きましょうねー。

たいしさん起こして事情話したら席代わってくれました。

で、寝たふりするそいつ叩き起こして「ポリス呼ぶわ」って言って、写真もぱしゃり。

まぁ実際にはもちろん呼ばないんですが。でも変態ドスケベケツタッチ野郎には効果覿面だったようで、たいしさん曰く「ポリス」の言葉にビビって朝までそわそわ、一睡もできてなかったそうです。ざまぁｗ

優しい人が多すぎると有名なイラン、実は痴漢が多いのも旅人の間では超有名。

戒律の厳しいイスラム教。
学校や電車、モスク内など公共の場では男女別々。（バスも前と後ろで男女別れてたよ）
もちろん婚前交渉は禁止。

そのためかム～ッラムラと溜まった欲求不満の矛先が外国人に向けられることが多々あるそう。

トルクメであったちほ姉さんもイランで何度か痴漢に遭ったって聞いてました。なかなか衝撃的なね。

さらにはイランではよく男性同士で腕組んだり、手つないで（恋人繋ぎです）歩いてたりと友人同士であっても密着度が高いのを見かけました(´ﾟдﾟ｀)

宗教への信仰心でがんじがらめでこんなおかしなことになるなら、いっそのこと宗教なんてなければいいのにと思ってしまうことがあります。
今までの長い歴史の中で起こった数えきれないほどの戦いも、今なお世界各地で起こってる紛争も宗教が発端になって起こってるものが多い。
信じるとはなんなんでしょう。祈るってなんなの？

争いの歴史だげじゃなくって、すばらしい文明や建築、文化を創り出してきたからもちろん全否定はできないけど。

まさかバスの車内で痴漢に遭うなんて思わないし、日本でも痴漢あったことないし、男のたいしさんいるし、まぁ私は大丈夫でしょ！なんて根拠のない自信で油断してました(´・ω・`)

イランご旅行の際は女性の方はどうかお気を付けて。

こんなことがあっても嫌いになれない、素敵な旅の思い出がたくさんできたイラン。

カルチャーショックの嵐！これからどんどん楽しくなっていきますよ♪バスからの朝の景色がきれい！たんぼ！

シーラーズについて宿へは向かわずに行った先は…。

ではまた！

Have a nice day!!