とことんモアイ。ぐるり、モアイめぐり。

こんにちは！ちょこっとだけルート決めました！4月いっぱいはボリビア＆ペルー、5月2日にペルーの首都リマからエクアドルをとばしてコロンビアへ行きます♪庄ちゃんです。

【#427-432 2017.3.25-30. チリ*イースター島（ラパヌイ）】

《レート*100チリペソ≒17円》

昨日は夕陽スポットのタハイ儀式村の記事を書きましたが、イースター島にはまだまだたくさんのモアイが点在してます。

ハンガロア村から離れてるところにモアイさんいらっしゃるのでレンタルバイクしてみることに。

参考までに料金表その②↑
みんなレンタカー借りて周ってるけど…わたしお友達いないので。笑
値段は自転車だと24時間で10000ペソ～15000ペソぐらいかと。8時間制と24時間制を選べるとこもあったよ！

わたしは「Insular」ってとこで24時間12000ペソでレンタルしました。
もとは15000ペソだったけどお姉さん勝手に値引きしてくれましたｗ
ちなみに自転車おすすめしません！！笑
めーーーーーっちゃしんどいです。スクーター借りればよかったなぁ。

平坦なとこもあるけど地味にきつい上り坂ばっかり…。いやでもレンタルしたからにはたくさん乗らないと！！という謎の貧乏性を発揮。
南アのステレンボッシュでしょうさんに「片道4㎞だからがんばって♪」って実際は9㎞もこがされたのを思い出したけどあのときぐらいしんどかった！笑

通り過ぎかけたのをわざわざ引き返したよね。

よく見たら後ろの像もなかなかやった。笑

野良馬注意！看板は牛っぽいけど。
後ろから来たおにいさんが馬たちを草むらのほうに移動してくれたよー！やさしー！

景色がきれいなのが救いですね♡

やっと到着、アフアキビ！
※国立公園のチケット必要です。有料トイレ、カフェ、駐車場あり。

どーん＼(^o^)／高さ4.5m、重さはなんと20トンもあるそうですよー！
ちなみに私の大好きな宮崎県のサンメッセ日南にある7体のモアイはこのアフアキビの復刻なんだって♡

モアイたちの視線の先は海。

これまたモアイ独り占め(＾ω＾)どこのモアイもロープや石でぐるりと囲まれてて意外と近づけないのです。

アフアキビはぐるっと後ろも見て周れますよ♪
自転車だと遠いけど車やバイクならそこまで遠くないし道中の景色もきれいでおすすめです。
イースター島遠すぎるよっ！！という方はぜひ宮崎へ♡めっちゃいいとこですよ！！宮崎もイースター島も！！笑
もう1カ所自転車で観光行ったんですがそのお話はまた次回。

3月29日、この日はフルデイツアーに参加してみました。ランチ込で35000ペソ。

半日ツアーもあるけどフルデイじゃないとアフトンガリキやラノララクは見られないんだって。

朝9時出発。ガイドさんはスペイン語と英語で解説してくれます。

南側の海岸線をずーっと走っていきます。

🌼まず一つ目はラノララク！

ここはモアイの製造工場跡！

イースター島のほとんどのモアイがここで切り出されたんだって。

ラノララクにいらっしゃるモアイさん、その数AKBもびっくりの397体！
そこらじゅうにモアイがにょきにょきと立ち尽くしてる景色は圧巻です。

まるで渋谷駅前のようなどこまでも広がる空と草原の景色。のどかだなぁ。
以前ちらっと書いたけど小学生の時、国語で「イースター島にはなぜ森林がないか」という題材を習いました。
昔々イースター島は島全土が豊かな大森林だったそう。でも人々は船を作ったり生活の燃料として使ったり木を伐りつくし、絶海の孤島で天敵がいないためにラットが大繁殖してイースター島の森林はなくなってしまい、その結果船を作る材料もなく、土地は痩せて食料不足に陥り、村同士の争いへと発展することに…。なんとほんの少しの間で人口が70%も減少したそう。
自然破壊は最終的に文明や人々の暮らしも失うことになる、という小学生ながらなかなか深いテーマでしたね…！
まだ教科書載ってるのかな？
たしかに緑豊かだけど森林らしいところはあまりなくってどこも草原ってかんじ。
14年のときを経て自分の目で確かめられてなんかうれしい。
ちなみに深刻な食料不足はカニバリズムを引き起こすことになったそうで「アナカイタンガタ＝食人洞窟」と呼ばれている場所も残っているそう。なむなむ。

モアイの後姿。ラノララクにいらっしゃるモアイさんたちは後期に作られたものがほとんどでサイズが大きめなんだって。

人と比べるととっても大きいのがよくわかりますねぇ。

この堀の深さ、平たい顔族にわけてほしい。

モアイは霊力がどうのこうのの関係で（雑）海に背をむけて立ってるけど、ここは製造工場だからいろんな方向向いて突っ立ってます。

モアイの目に霊力があると信じられてたそうで、倒されてるモアイはどれもうつ伏せ。

これは切り出し途中のままのモアイ。

たしかこれが一番大きなモアイ、21.6m。

こちらのモアイさんはなんと正座しております。

あごひげまで生やしてる、個性強めなモアイ・トゥクトゥリさん。

後ろに周るとちゃんと足も。EXILEみたいなあごひげ生やしてるのにちょこんと正座というGAP、萌えですね。

🌼これぞイースター島ハイライト、アフトンガリキ！

ラノララクのすぐ近く、南海岸沿いにあるアフトンガリキ。なんか後ろに背後霊ならぬ背後モアイが写ってますがｗ

ちなみにラノララクからアフトンガリキ見えてました♪

そうそう、さっきの背後モアイさん、なんと日本に来たことがあるだって。
1982年に東京＆大阪に出張に行ったそうです。
82年がいまいちピンと来ないゆとり諸君（わたし含め）、笑っていいともが放送開始、500円玉硬貨発行、「ネクラ」が流行語に選ばれる、うちのパパが大好きな岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」がヒット、わたしの好きな薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」もヒット、そしてロリコンブーム（…え？笑）、それが1982年です。どうですか、ピンときましたか。
それにしてもモアイがはるばる上陸するってすごくない？
京都の三十三間堂の観音像たちも時々出張して抜けてるのよくみるけど、モアイも観音様もアクティブだわ、尊敬っす。

モアイの頭にちょこんと乗ってる帽子プカオ。近くで見るとかなり大きい。

ちなみに私の泊まってた宿にあったプカオのミニレプリカ、ドアストッパーとして使われてました。笑

ドアストッパーは置いといて、こちらがアフトンガリキ！15体がずらり。
このアフトンガリキ、日本と深いつながりがあるのです。
1960年チリで起こった大地震による津波（日本やハワイにも到達したそう）で破壊されてしまったモアイたちを日本企業が莫大な資金や技術、クレーンなど設備援助を提供して再建したんだって。
ガイドのおばちゃんは、ツアーに日本人が参加してるときはいつも「これはあなたたちのモアイよ、誇りに思ってください」って言ってると語ってました。うれしいですね。

15のモアイが見つめる先は…山。倒れてるままのモアイも。
ここにはもとは18体あったそうですよ。熱心によく質問してた女の子が「18」には意味があるの？ってガイドさんに訪ねてたけどよくわかんないそうです。笑
モアイはまだまだ謎おおめ。

アフトンガリキは朝日が美しいスポットとしてとっても有名！ハンガロアから車で30分ぐらいかかるのでレンタカー借りてぜひ。

ウッディとコラボモアイ。ひとつひとつ顔や背丈が違ってておもしろいですよね。私は左から4番目が好みです（照）

🌼アカハンガ

アフトンガリキから少し西のところにあるアカハンガ。

ここは立ってるモアイは一つもなく、1700年ごろのモアイ倒し戦争によって13体すべてのモアイが倒されてしまったそう。

海が本当にきれい。

人が生活してたハウスボードと呼ばれる家の跡もありました。
ラノララクとトンガリキの後だったからここは私的に「ふーん」ってかんじだった。笑
すーんと立ってるモアイがやっぱり好きです。

ハンガロアに一旦戻ってランチタイム。もう一人日本人の女性が参加してて案の定人見知り発動して全然声かけれなかったけど、ランチタイムでやっと話せました。笑
かわいくてふんわり優しい人だった～♡

🌼テ・ピト・クラ

テピトクラ、「光のへそ」って意味らしいよ。

これがテピトクラ…い、いし…。不思議なパワーを秘めてるとか秘めてないとか。

お近くにはモアイパロ。10mあるんだって。
ここも個人的にはいまいち…眠かった。笑

🌼素敵ビーチ♡アナケナビーチとアフ・ナウナウ

最後に立ち寄ったのは島の北側にあるアナケナビーチ。
ヤシの木はタヒチから運ばれたんだって。南国感満載♡

このアナケナビーチに立ってるのがアフ・ナウナウ。みんなドアストッパープカオかぶってますね♪

集合までの時間、みんな泳いでました～。地元の人にもここ人気なんだって。

車内から撮るというやる気のなさｗでもきれいなビーチでしょ♡

カフェや売店もありました。ピクニックしてる人もいたよ！

素敵なビーチだったのでレンタカーやバイクでぜひ。ツアーじゃなくて普通にのんびり過ごしに来たかったなぁ。
大充実のツアーでした！いっぱいモアイ見れて満足♡

今日もながながとお付き合いありがとうございました。ではまた！

Have a nice day!!