チェリーボーイとオムニバッグ【タジキスタン*イシュコーシム】

こんにちは！待ちに待った友達と合流♥楽しみです、庄ちゃんです。

【#48　2015.7.4.　タジキスタン*ランガル⇒イシュコーシム⇒ホーログ】

《レート*1ソモニ≒約20円》

なーんにもないランガル。

毎度のことながら朝はやくに目が覚めて一人でちょっとお散歩。

空気がひんやり冷たくて気持ちいいです。

ただ…あちこちから聞こえてくる、羊やらヤギの断末魔。今まで聞いたことない切ない鳴き声( ;∀;)なむなむ

それでも当たり前のように今まで通りお肉食べるんですよね、勝手なもんですよね。うーん。

オリちゃんとたいしさんも起きて、朝ごはんです。

あまーいポリッジ（お粥みたいなの）、ドライフルーツとナッツ、クッキーにチョコ…

って全部甘い(´ﾟдﾟ｀)笑

さぁ、イシュコーシムに向けて出発です。ランガルからイシュコーシムまでは約2時間で到着。

今までは集落ってかんじだったけど、イシュコーシムはちゃんと街ってかんじがしましたよ。

銀行も携帯ショップも学校もある。

スイカもいっぱいある。

さて、問題のアフガンバザール！！

やってませんでした！！！！！！

本来であればこの橋を渡ったところでアフガンバザールが開催されているそうですが、残念ながら橋は閉ざされてました。

ラマダン中だからじゃなくて、最近またタリバンの活動が活発になってきているかららしいです。

アフガンバザールは残念だったけど、せっかく来たんだからイシュコーシムを街歩きしちゃいましょう！

アフガニスタン国境の街、さぞかし危険で物騒な街なのかと思いきや、会う人会う人みんな声かけてくれてとってもフレンドリー！！

流れる空気は穏やか、平和そのもの。

子供たちがとーーーーってもかわいい♥美人多しなタジキスタンなのです。

この笑顔がこれから先もずっと続きますように、と願わずにはいられません。このままあたたかい街であってほしいな。

これからTVやネットでアフガニスタンやタジキスタンの文字を見るたび、私はイシュコーシムで出逢った人たちの笑顔ときれいなこの景色を思い出すんだろうな。

歩いてたら男の子たちに遭遇。木の上からも声が。

これあげるよー！！ってさくらんぼくれました。

たいしさん「チェリーボーイや」

たいしさん、それ言っちゃダメなやつです。笑

「名前なんて言うのー？」「どっから来たのー？」「サッカーしようぜー！」「もう一個あげるよ！」って超フレンドリーなチェリーボーイたち。

オリちゃんも真剣勝負です。

いい子たちだったなー。

いろんな意味で立派な大人なれよっ（＾ｕ＾）

またてくてくと街歩きしてるとあることに気づきました…。

みんな…

みんな…

謎の韓国人女性が載った青いバッグを持ってる！！

すごい所持率です！！

私もあれ欲しい！！！！笑

売店（ちなみにタジキスタンでは売店のことをマガジンと言います）で袋ちょうだいって言ったらあっさりもらえちゃいました！

オムニバッグ（勝手に名づけた）、イシュコーシム土産にいかがでしょうか。

いまだに大事にサブバッグに潜ませてます。（これがイランで活躍するとは…）

街歩きを楽しんだあとは、お昼ごはん！

メニューこんなん。読めません。

チキンとフライドポテト。まぁまぁです。

タジキスタンの国境をくぐる者、食事に関して一切の望みを捨てよ。なむなむ。

看板にゃんこが可愛かったよ。

アイスも食べました。１ソモニ（約20円）、激安です。まぁまぁです。

これからホーログへ向かうのですが…ねぇ！！温泉入れてないよ！！！！

そう、日程表では温泉に行く予定がイシュコーシムまでの道のりでいくつか温泉があったはずにも関わらずぶっ飛ばしてきてて、温泉に浸かれてないじゃないですか！！

なにも言わなかったらたぶんドライバーさんたちそのままホーログまでぶっ飛ばしちゃいそうだよねぇ…と、オリちゃんとたいしさんが温泉連れてけー！ってツアーの日程表見せて、オシュゲストハウスのトラベルデスクにも電話してもらってホーログの手前にあるガラムチャシマ（Garm Chasma）へ行けることに♥

ちなみにドライバーさんたちは「モハメッド（前のうそつきドライバーさんね）からは何も聞いてないよー」って言ってた( ;∀;)

さぁ、待ってろ温泉ー！！

いきなり通せんぼです。

その間、歯を磨き始めるオリちゃんｗ

オシュを旅立つときにあまりにも急いで準備したために宿に歯ブラシ置き忘れてきちゃったんですよね。

物流がよくないタジキスタン…歯ブラシを手に入れられず（歯に入れられず？笑）早３日。

「歯を磨きたいぃぃぃぃぃぃ」「口が地獄のようだ」「（目の前で歯を磨いてたら）嫌がらせかぁぁぁぁくそぅ！」と狂気に満ち溢れてきたところで、ようやくイシュコーシムで念願の歯ブラシをGETしたオリちゃん。

「やっと出逢えたよ。もう今夜は離さないよ♥」と歯ブラシ（ピンク色）に頬ずり＆接吻をするオリちゃん。

（おそらくチェリーボーイではないでしょう）

狂気が狂喜に変わる瞬間を目にしたタジキスタン３日目でございます。

あまりの嬉しさに「撮ってくれ！！！！」とポーズを決めまくるオリちゃん。（しばしお楽しみください）

なぜかドライバーさんも「俺を撮ってくれ！」ってｗ自由か。

ドライバーさんを撮るオリちゃんを撮るたいしさんを撮るの図。

数十分後、通せんぼがとおりゃんせになって再び温泉目指して出発！

滝！！

温泉に到着！外から見たのはこんなかんじ。

男性女性で入れる時間が交互に決まってるらしく私たちが到着した15時ごろはちょうど女湯だったみたい。15時半から男風呂に代わるみたい。

2人には申し訳ないけど、一足お先に入っちゃいました＼(^o^)／

女体でごった返してたので（笑）中の写真はないんですが、温泉のそこには乳白色の泥がたまってて、みんなお肌に塗りたくってたよ！

もちろん湯色も乳白色。

湯治で有名な温泉みたいで、皮膚に赤い斑点がある人がいっぱい来てた。

ここでもみんな優しくて、ドゥシャンベ（タジキスタンの首都）から来た女の子たちがいっぱい話しかけてくれたよ！

「この後一緒にまわろうよ～！」なんて嬉しいお誘いまでしてくれました(*’ω’*)

ちなみにこの温泉、水着でも全裸でもどっちでもOKみたいです。

そうそう、女体でいっぱいだったわけですが、みんな下のお毛毛剃ってるんですよ！！

腋毛はぼーぼーなのに！！笑

海外からしたら、日本人がアンダーヘアージャングル状態なのが不思議みたいですけどね(´・ω・`)笑

こういうのって面白いですねぇ。

温泉気持ちいいんですが、いかんせん炎天下での露天風呂なので熱くて10分ぐらいですぐ出ちゃいました。

たいしさんに「みんな下の毛剃っててビックリしたわ！！！！」としなくていい報告を済ませ、お水買って休憩タイム。

オリちゃんは温泉に入るのが恥ずかしいそうです。ちんちん見られたくねぇって。笑

「日本人はあいさつのキスは恥ずかしがるくせに、お風呂で全裸になるのはあっけらかんとしてて不思議だ！！イギリス人はその逆だ！」って言ってました。

欧米人、ドミトリーでよくパンツ一丁で寝てるのにねぇ。人前で全裸になるのは恥ずかしいんだってｗ

温泉から帰ってきたたいしさんから「オリちゃん、ずっともじもじ恥ずかしそうに隠しとった」との報告をいただきました。

柔術家でエリートなオリちゃん。いびきで眠れない、歯を磨きたくてうずうず、人前でち〇こ出せない、案外繊細です。ふふふ

温泉を楽しんだあとはホーログへ。

バックパッカーに有名なパミールロッジまで連れてきてもらいました。

オリちゃんはホーログからドゥシャンベまで飛行機で飛ぶ予定なんだって。ここでお別れです( ;∀;)

3日間ありがとう♥

私たちもここで1泊して、乗合タクシーとかで行こうか～なんて思ってたんですが、ドライバーさんたちは今夜10時にドゥシャンベへ向かうらしい！

乗せてってー！ってがっつり値切りつつお願いして、ホーログには泊まらず一気にドゥシャンベまで行っちゃうことに！

この大移動劇はまた明日ね。

ではまた！

Have a nice day!!