恋というのはそれはもう、ため息と涙でできたものなのだ。

こんにちは！シェイクスピアの言葉、もうさすがとしかいいようがない…！今日は失恋の話です、庄ちゃんです。

【#102　2015.8.26　オーストリア*ウィーン⇒クロアチア*ザグレブ】

《レート*1ユーロ≒130円/1クーナ≒17円》

おはようございます。

どんどん移動しますよ！自然！自然が見たいのだ！

そうだ、クロアチア行こう。

ウィーンからザグレブまでのバスチケットはネットで事前購入しておきました。
28ユーロ
ウィーン朝8:00発⇒ザグレブ13：00着
ウィーンのバスターミナルのチェックインカウンターでチケットのPDF画面とパスポート見せて引換券をもらって、プラットホームでドライバーさんに荷物と一緒に引換券渡します。
WIFIあるみたいなんですが使えませんでした。

国旗紹介しておきましょう。

かっこよすぎますね。

【国名】クロアチア共和国

【首都】ザグレブ

【面積】約5万6542㎢

【人口】約430万人

【通貨】クーナ kn

【言語】クロアチア語、ドイツ語、英語

【宗教】ローマカトリック

【時差】日本時間－8時間（サマータイム実施時－7時間）

【ビザ】不要

首都ザグレブに到着。

トラムの切符はキヨスクで買います。券売機作ってくれればいいのにね。
車内でぱちんって穴あける仕組みは今までの国と一緒ですね。

ザグレブの中心部、イェラチッチ広場。

広場に噴水があるんですが、割と大きめの子供たちが割とガチで泳いでたのには驚いた（笑）

こちらはザグレブのシンボル、聖母被昇天大聖堂。

ここ数年補修工事中だそう。

屋根のモザイクがめちゃくちゃかわいい、聖マルコ教会。

車までかわいい。まるで映画のセット。

ザグレブわんこ。

クロアチア土産。
赤と白って日本も一緒なのに、格子柄ってだけで妙に可愛いですよね。

クロアチアはネクタイ発祥の地！

起源には諸説あるそうですが、昔々クロアチアでは夫や恋人など愛する人が戦地から無事に戻ってくるようにと女性たちが願いを込めて赤いスカーフを首に巻きつける習慣があったそう。

さて、皆様…恋はしていらっしゃいますか？

旅に恋する女がザグレブで唯一行きたかった場所があります。

その名も「失恋博物館」

名前のインパクトありすぎです…！
たいした恋愛経験のない私ですが、これはもう行かずにはいられませんでした。
人様の失恋をのぞかせていただく機会なんてなかなかありません。
女は所謂恋バナというものが大好物なのです。

日本語のガイドが無料で借りれます。これ絶対借りてくださいね。

世界中から集められた失恋にまつわる品々が展示されています。

ガイドブックには「結婚式、葬式、そして卒業式などが行われる社会の中で、失恋だけは私たちの心に及ぼす影響がこれほど大きいのに、公に認められることのない出来事なのです」と。

確かにその通りだ…！

日本語だと「失恋博物館」なんですが、英語だと「Musium of Broken Relationships」

単なる男女間の失恋、ではなく親子や友人同士など普遍的な人間関係が壊れてしまったり失ってしまったり、その象徴的なアイテムが展示されているのだと、見て回ると気づきます。

展示ととも提供者からのエピソードが載っているんですが、自虐的でクスッと笑えるものだったり、ゾッとするものだったり、キュンとしたり、私には到底理解できえぬ深すぎる言葉だったり。

きっと共感できるのは私も似たような思いをしたことがあるから。

たぶん共感できなかったのはまだ経験したことのない痛みだったり喜びだったりなんだろうな。

友達の恋愛の話を聞いて共感してあげたいのにできないときってありますよね。

女は共感してほしい生き物ですよね。みんながみんなそうじゃないけど。

私は友達ならなおさら、苦しい気持ちも楽しい気持ちもわかってあげたい。

なのに「なんでそんな選択しちゃうの！？」「もっとちゃんと幸せになりなよ」って思っちゃうこともあるんですよ。

まぁそれは幸せになってほしいからなんですが…でもそれは余計なお世話なんですよね。

自分もその立場になって、身をもって経験して初めて「あぁ友達はあの時こんな気持ちだったんだ…」って胸にストンと落ちるんです。

皆様、いい恋してますか？

刺激的な恋がお好みですか？それとも求めるのは安心感ですか？

私はどっちも欲しい。（貪欲…！！）

さて、本当に数多くの展示品が並んでいたんですが、全部見せちゃうとこれから来る人はつまんないと思うので、私が印象に残ったアイテムとそのエピソードを2つご紹介したいと思います。

1つ目は台湾*台中から「ガリレオ温度計」

あの頃、私は、自分がどんな男の子を好きになるかを夢想することにハマっていて、彼になるべき人の条件をリストしたりしてた。

1.背が高い

2.日焼けしている

3.楽器が弾ける

4.ポストロック好き

5.特に「エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ」が好き

6.（願わくば）お料理ができる

で、まさに彼は現れた！条件をすべて満たす人。そう6番でさえも！
そして幸運にも、彼は、私のプリンスチャーミングは、私に熱をあげてくれた。そこから強烈なロマンスがスタート。
恋する乙女がそうであるように、私も、世界一幸せだった。
情熱的な恋は6ヶ月ほど続いた。ある日、気がづいた。
全必須項目を満たす彼が、思いやりがあり、忍耐強い恋人ではない場合だってあることを。つき合っている相手を理解しないことも。
そして最悪なことに、彼からもらったバースデープレゼントは、ガリレオの温度計だった。
絶対やだ！20歳の誕生日に、そんなの欲しい人いる？
結局、別れることにした。もう二度とリストも作らない。

なんかもういろいろ面白くてこれ好きｗ
「THE女」を表してるなぁと。
どんな人がタイプ？こんな人は絶対ムリ！ってリスト化するの好きですよね。
そんでもって、会う人会う人点数化するんです。時には自分のことを棚に上げて。（あらやだ女って怖い）

「もう二度とリストも作らない」20歳で気づけるなんて幸せだと思う。

世の中、理想を追い求めすぎる人がどれだけ多いことか。

でも個人的にはガリレオ温度計もらえたら嬉しいんだけどなぁ。と思ったアイテムでした。

はい、2つ目はイギリス*ロンドンから「君がここに留まるべき10の理由」

彼女に出逢ったのは12月の初めだった。
僕は恋愛などしたくもなかったし、ましてやガールフレンドなど欲しいとも思ってもいなかった。
でも頻繁に連絡を取り合っているうちに、彼女が、ただ者ではないことに気が付き、12月29日には、彼女がオーストリアへ帰るという事実を受け入れられなくなっていた。だからこのリストを作った。
ただ、「僕がこんな気持ちになることはとても稀だ」を11番目に書くのを忘れた。

君がイギリスにとどまるべき10の理由（順番に特別な意味はありません）

1.オールトンタワーズ（割といいかんじ）

2.2分でヨーロッパにいける。イタリア、ポルトガル、スペイン…腹が減ってきた。

3.暑いところだと、僕の髪の毛が爆発する。

4.僕が聞いたところによると、オーストラリアはどうせもうすぐ風に流されてなくなるらしい。

5.君に送る（たくさんの）ラブレターの切手代が払えないし、君がもう少し近くにいたら僕が排出する二酸化炭素の量も減るから環境改善ができる。

6.最近今まで以上にロンドンの道中でお金を拾う。

7.裸で君にごはんを作ってあげる。

8.君が求めるなら、ずっと服を着ててもいい。（恥ずかしさも減る）

9.ブライアン・マックスガーデンがオーストラリアの音楽番組に出始めてからオーストラリアの音楽界は変わってしまった。

10.僕は君にふさわしくないかもしれないけど、ふさわしい人を探してあげられる。

かわいくないですか！！！これかわいくないですか！！！！笑

これ一番好き^^

きっと数年、数十年後またここを訪れても、24歳の私とは違う見え方をするんでしょうね。

幸せすぎて死んでしまうんじゃないかと思う恋をしている人も、いっそのこと死んでしまいたい苦しい失恋をした人も、恋愛になんててこれっぽっちも興味ないわという人も、もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対という人も、ぜひ訪れてみてくださいね♥

【クロアチアSIMカード情報】

SIMフリースマホをGETしたので、SIMカードを購入した国では情報書いていこうと思います^^

と言っても何書けばいいんでしょう…。

●Tmobile社
●4G LTE
●利用期限1週間
●データ使用可能量：無制限（使い放題！！）
●購入場所：イェラチッチ広場のキヨスク（「for internet!」と伝えましょう）
●料金：11ユーロまたは85クーナ
●特にAPN設定などせず使用できました。（が、これに関しては携帯の機種によって自動で設定してくれるものや手動でしないといけないものいろいろみたいです。）

今までポンコツiPhone4でWIFIのみで頑張ってたけど、SIMフリー超便利です！！
何度助けられたことか…！
買ってよかったものNO１（＾ｖ＾）

ではまた！

Have a nice day!!